1970-10-13 第63回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第2号
○説明員(油井恭君) それはやはり今後厚生省さんと協議する問題になろうかと思います。ただ、先ほど申し上げましたように、いままでもいろいろ御相談申し上げて、いままでの一般的な産業の生産活動が阻害されないというようなことが基本になっておりますので、それを前提といたしまして、自然公園の発展と同時に、漁業に支障を来たさないようにというようなことで対処してまいりたい、かように考えております。
○説明員(油井恭君) それはやはり今後厚生省さんと協議する問題になろうかと思います。ただ、先ほど申し上げましたように、いままでもいろいろ御相談申し上げて、いままでの一般的な産業の生産活動が阻害されないというようなことが基本になっておりますので、それを前提といたしまして、自然公園の発展と同時に、漁業に支障を来たさないようにというようなことで対処してまいりたい、かように考えております。
○説明員(油井恭君) お答えいたします。 海中公園の指定でございますが、漁業との関係につきましては、必ずしも利害相反すると申しますか、海中公園でも自然保護等が特に考えられた内容でございますから、ある面では漁業と共通する自然保護等の問題があるやに思っております。ただ、御案内のように、海中公園法によりますと、ざっくばらんに申し上げまして、海底の起伏が非常に多いところ、あるいは水がきれいなところ、自然の
○油井説明員 現在取りきめられております協定の内容でございますが、四十一年から始まりまして、昨年の六月に三回目の改定をいたしまして、現在協定は二カ年間有効ということで、去年の漁期とことしの漁期が対象になった申し合わせでございます。そこの漁場はイカ釣りとサバのまき網と、もう一つサバの一本釣りというのがございます。この三者で申し合わせされた協定でございます。その内容を端的に申し上げますと、漁場はそういったことで
○油井説明員 御指摘のように、八戸のイカ漁業というのは確かに歴史がございまして、古くからたくさんの人が依存しておることでございますし、また八戸市の経済にも大きなウエートを持っております。あそこの漁場がイカ漁業の、俗なことばで申し上げますと先住的な、先住民族としての占有権があるというような見方は、地元の漁民感情としては確かにそのとおりでございます。また、まき網み漁業もいま御指摘のように、これは五、六年前
○油井説明員 お答えいたします。 もともと漁業活動が行なわれるいわゆる漁場と申しますか、生産の場は、御案内のように、その漁場はだれが使ってもいい、公共の用に供する水面でございます。しかもそこで生産される目的とするところの魚は、これはいわば無私物でございまして、だれがとってもいいというようなもの、こういう漁場と目的物を持つのが漁業の性格でございます。したがって、この辺が農業と同じ原始産業といわれながらも